2015年04月09日

読書023〜実践IT戦略論〜

こんにちは。後藤です。
自称IT業界研究家。IT業界の書籍は一通り目を通すことを目標としてます。
今回の本は、調査がしっかりしているだけに、期待値が高かったのですが、本としては残念な結果でした。

【実践IT戦略論】
淀川 高喜 (著)

【おすすめ度】
★★☆☆☆



著者の淀川さんは野村総合研究所出身で、早稲田MBA生です。
はっきり言うと前半は、MBAのフレームワークを紹介しているだけ。ターゲットが一般の人だと前提条件を合わせないと通じないので書いたのだろうか。私にとっては使い慣れたものなので読み飛ばしって感じでした(笑)

また約600社へのアンケート調査や、しまむら、ウォルマート、コマツ、パナソニックなどの事例から戦略のあり方を「整理」している。
調査がしっかりしている点はとても優れている。
しかし調査して整理しているだけで、全くと言っていいほど分析ができていないのが勿体ない。

これだけのファクトがあれば、分析して新たな示唆が出せると思います。
MBAの論文では示唆を書いているが、本では編集されてしまったのかな?論文は見てみたい気がします。

調査はしっかりされているので、この時期のデータをフレームワークに当てはめて現状把握するには良い本だと思います。
これぐらいの調査資料は、IT業界にいる人は常識として持っていて欲しいので、流し読み程度で見ておいて欲しいです。

ごっちゃん
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2015年04月04日

読書022〜ITビジネスの原理〜

こんにちは。後藤です。
自称IT業界研究家ですので、今日もIT業界の書籍のご紹介。
この本は、業界を知らない人にはオススメの本です。

【ITビジネスの原理】
尾原 和啓(著)

【おすすめ度】
★★★☆☆



アマゾンや楽天を代表するBtoC向けのITビジネスをシンプルにわかりやすく説明した本です。
うまく本質を抜き出して、初心者にもわかりやすいようにシンプルに書かれています。
それぞれのサービスの差などはこれだけ簡単に説明するのはかなり難しいのをさらっと言っているところがとても頭がキレる方だろうと伺わせます。

私も人に説明する際にこれぐらいわかりやすくシンプルにできたらいいなと思います。

初心者がBtoCのITビジネスって何かを知るには、良い本だと思います
私はすでによく知っているので書いてある内容は、あまりインパクトは薄かったですが(笑)

ごっちゃん

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2015年03月30日

読書021〜「自分メディア」はこう作る! 大人気ブログの超戦略的運営記〜

こんにちは。後藤です。
この度、ITmediaさんのオルタナティブブログに寄稿することが決まりました。
内容はIT業界を切る的な内容にしようと思ってます
4月1日ぐらいから投稿するのでご興味がある人は是非見てみてください。
http://blogs.itmedia.co.jp/takeaway/

さてそういうこともあり、もっとブログをちゃんと書こうと思い、おなじみのチキリン先生の本を手に取りました。

【「自分メディア」はこう作る! 大人気ブログの超戦略的運営記】
ちきりん(著)

【おすすめ度】
★★★☆☆



ちきりんさんが、どのようにブログ運営を戦略的に取り組んでいるか心がけなどが書かれています。
後ろの方は自分のお気に入りの過去のブログ投稿したものを載せてます。

内容はイマイチ薄いものでしたが、ちきりんさんがブログ創世記からどのような戦略で取り組んできたのかよくわかりました。
特に参考になったのが、誰に対してか、そしてどんなポジションで、何を言うのかです。

一つのメディアなので、立ち位置を明確にすることが大事ですよね。
ついつい炎上するのを嫌がりマイルドにかきがちな私にとっては参考になります。
私もオルタンナティブブログは、ポジションを明確にとって炎上恐れず書いていきたいです。
ブログを運営している人は、目を通しておいて損はないと思います。

ごっちゃん
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2015年03月22日

読書020〜プラットフォーム戦略〜

こんにちは。後藤です。
最近プラットフォームビジネスについて、米国のシリコンバレー初の企業がとっても多いな〜日本は負けているな〜と感じていおります。そんな中で、名前負けして買った本の紹介です(笑)

【プラットフォーム戦略】
平野 敦士 カール、 アンドレイ・ハギウ(著)

【おすすめ度】
★☆☆☆☆



うん、やっぱり名前負け(苦笑)
内容はとても薄いです。しかし、プラットフォームビジネスの種類と例が数多く挙げられています。

ただ色々なプラットフォームビジネスについて、考察するには値するとは思います。
プラットフォームのビジネスにおいて、そのプラットフォームの中核のプロダクトについては、日本は持っているが、プラットフォーム化の所で負けていると感じている

色々な点で日本企業がうまくいっていない理由はあるが、グローバルで戦略的なサービスの展開力、スピードが日本企業は弱いのだと考えている。
ソニーは、itunesは生み出せる要素は持っていたが、Appleにやられたのが代表的な例ですよね。

本書の最後に日本はどうすべきかについて記載されており、経営とITそしてグローバルで活躍できる(語学も含めて)が必要だ、と説いてあるが
私はそれだけでは難しいと思う。

そもそもグローバルでプラットフォームを展開していくのであれば、そもそもそれを意思決定するのはグローバルなメンバーである必要がある。
私も海外のプラットフォームを目指すスタートアップと何社かディスカッションしたことがあるが、能力があれば国籍関係なく採用したいと意欲できであった
やはりその国にプラットフォームをするのであれば、その国を良く知る優秀なメンバーが必要とのことです。

そういう意味では、プラットフォームビジネスをグローバルで目指すのであれば、最初からマネジメントを国籍問わずグローバルな陣容が必要ではないかと思います。

ごっちゃん

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2015年03月18日

読書019~ハーバードビジネスレビュー IoTの衝撃

こんにちは。ごっちゃんです。

最近IoTのサービスを提供しているので、これはと思い読みました。
ハーバードビジネスレビューは定期購読しているのですが、結構読むのが大変。
書いてある内容が濃い!!

今回は少し専門的です

【Harvard Business Review (ハーバード・ビジネス・レビュー) 2015年 04 月号】
ダイヤモンド社 (著)

【おすすめ度】
★★☆☆☆



IoTは物にセンサーをつけてインターネット上にデータを流せるようになり、様々なデータを解析できるようになることを言います。

この雑誌で特に面白かったのが、IoT時代の競争戦略というお題でポーター氏らで書かれている部分である
IT業界にはバズワード(流行り言葉)が多く、実際に世の中を変えるほどのことはあまりない。

私が考えているのは、そのバズワードが、イノベーションを起こせるかどうか。
具体的に言うと、
・プロダクトイノベーション
・プロセスイノベーション
・マーケットイノベーション
・ビジネスモデルイノベーション
※ここではそれぞれのイノベーションは説明を省きます。また破壊的、持続的という観点も別途どこかでトピックとして扱います。

が起こるかどうかです。

クラウドは、確実にビジネスモデルイノベーションだと思ってます。
ビジネスモデルは様々概念がありますが、
・収益モデル
・競争優位性
・バリューチェーン
これが変化しているのでビジネスモデルイノベーションになりうると思ってます。

さてIoTはどうか。
まだまだ、イノベーションであると言えるほど、導入が進んでいないのが実態です。
しかし本書では、競争優位が変化することが書かれています。そしてプレーヤー(バリューチェーン)も大きく変わってくると。
大手企業のGEはソフトウェア会社を設立しほとんどの事業でソフトウェアがキーになると言っています。
イイノベーションの可能性が十分ありますね。

イノベーションだろうとなかろうと、マクロ的にこの変化をとらえて、時代に先駆けて仕掛けるプレーヤーが勝ち抜けると思います。

私もこの波をしっかり掴んでいきたいと思ってます。

ごっちゃん
posted by ごっちゃん at 12:12| Comment(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年03月11日

読書018〜なぜ人と組織は変われないか〜

こんにちは。後藤です。
久しぶりに良書に会いました。おすすめです!!

【なぜ人と組織は変われないのか――ハーバード流 自己変革の理論と実践】
ロバート・キーガン (著), リサ・ラスコウ・レイヒー (著), 池村千秋 (翻訳)

【おすすめ度】
★★★★☆




この本の内容は、戦略や組織構造などは変えてもなんで人が買われないかということを研究しその課題を解決するために幾つかコンサルティングした事例をもとに書かれている。
なぜ人と組織が戦略に合わせて買われないかは
第一は、変革の必要性には理解しているのに、何が変革を妨げになっているのかを十分に理解されていない問題。
第二に人は大して変われないと考えている問題。
そして、第三の問題として、卓越した成果を生み出す能力が自身を支配している裏の目標の影響により弱められたり、ときに完全に打ち消されてしまうことだと書かれている

 本書はこうした中で、変革を阻む免疫機能を把握する免疫マップを作成し、個人と組織がどのような変化を遂げられるのかをコンサルティングの事例として詳しく説明している。

特に素晴らしいところは、理論だけでなく実際のインプリメンテーションについても詳しく書かれている。
そしてインプリメンテーション部分も共通的なこと、企業ごとの特殊要因を分けることを意識して書かれている。

たいてい組織行動のインプリメンテーションはTIPS集になりがちになるが、しっかり理論とインプリメンテーションがバランス良くロジカルに説明できているところがこの本の良いところ

課題は、実際この本のようにやるとすると、企業ごとの特殊要因がある場合は、コンサルティングを依頼しないと難しいかもしれないということ。

理論と実践のバランスが素晴らしいこの本はおすすめです。

後藤
posted by ごっちゃん at 12:00| Comment(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年03月05日

読書017~吉田松陰 留魂録

2月に山口県の萩に大学院のメンバーと吉田松陰の松下村塾を見学してきました。

吉田松陰のリーダーシップを学び、現代の私たちの世代で何かできないかと考えるいい機会で、その予習として読んだ本の紹介です。

【吉田松陰 留魂録 (全訳注) 】
古川 薫(著)(著)

【おすすめ度】
★★★☆☆



なぜこの本を買ったかは理由は二つ
@基本ポリシーとしてどんなジャンルの本も、原文もしくは原文に近いものを一冊は読んでおく。
そうすすことで解釈や見えない前提条件をクリアになり、誤った認識を排除できる
A古川さんは松陰や明治維新について多数執筆しているのでその中の一冊は読んでおきたかったから
そのジャンルの有名な人は一度目を通しておくと全体の主張の概要がわかっていいですね

さて内容はというと、松陰の生い立ちや、幕末から明治維新の概要を書きつつ、松陰が弟子たちに
遺書として残した【 留魂録】について、原文と訳そして解説が書かれてあります。

吉田松陰は松下村塾で1年ちょっとしか教えていないが、その後の明治維新の中心となる人材を輩出しています。
そしてこの幕末とはいえ国内の規制が厳しい中、外部環境を読んで制約条件をものともせず行動できるのはすごいことですね。

私も、すぐ◯◯があるからできない、と制約条件を気にしてしまうのをやめなくてはと思いました。

吉田松陰について知りたいのであれば、読んでみてください

後藤
posted by ごっちゃん at 20:54| Comment(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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