2015年05月16日

読書027〜ラストマン〜

こんにちは。ごっちゃんです。

今日は個人の経験談を語った経営書については、そんなに評価は高くないのですが、今回の本はとっても共感部分が多かったです。このジャンルではオススメです。

【ザ・ラストマン 日立グループのV字回復を導いた「やり抜く力」】
川村 隆 (著)

【おすすめ度】
★★★★☆



著者は、元日立製作所の会長 川村さんの本。
本の内容は、川村さんの、意思決定の流儀、人の教育、など経営に関する流儀が書いてあり、ぜひ管理職以上の人は見て欲しい内容です。

V字回復するために数々の難しい意思決定とコミュニケーションをしてきた経緯は、リーダーとして見習うべきところが沢山ある。

日立は純日本企業なのでトップダウンの改革はとても難しいのだが、変革のために難しい断固として改革していった経緯は、すごいの一言。

改革だーと言いながら、戦略だけ策定して、現場の顔色を伺いながら、組織や人などを変えられない日本企業はよく見られる。
なぜこれができないのかは、もちろん過去のしがらみや、社長自体がそれほど権力をもっていないなどがあるだろう。しかし一番の問題は経営メンバーで、戦略と沿わないものは捨てていくことが日本の経営はできていないからだと思っている。

戦略に整合していない、赤字でないなどの、組織が切れない、人が切れない。
変革したいのに上手くいかないと思っている経営幹部はぜひこの本を読んでほしい。

また特に感じたのが、この「ラストマン」という表現
これは日立用語で、最後まで仕事に責任をもちやり抜くということ
本では、工場の課長が担当に「工場が沈む時が来たら君達は先に船を降りろ、それを見届けてから、俺はこの窓蹴破って飛び降りる。それがラストマンだ」と言っている。

この思想は私もコンサルの先輩に近いことを言われた。
「プロジェクトは実際は誰も助けてくれない。最後まで一人でやり抜くという決意が周りを巻き込み、助けてくれる状況を作る。なのでどんなタスクも最後は自分で巻き取るという決意を持って臨め」

これは今の仕事のベースになっている。

いくら技術力やビジネススキルがあったとしても、ラストマンの心を持っていなければ、仕事をリードすることはできないと思います。

上級管理職〜経営者まで参考になる一冊になると思います。

ごっちゃん

posted by ごっちゃん at 09:44| Comment(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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