2015年01月31日

読書008〜ITプロフェッショナルは社会価値イノベーションを巻きおこせ〜

ごっちゃんです。

今年も自分の所属しているSI業界を研究しており、一通りSI業界に近い文献、本は読み漁ってます。
その中で読んだ本です。

【ITプロフェッショナルは社会価値イノベーションを巻きおこせ】
〜Tと新社会デザインフォーラム(NTTデータ、野村総合研究所)(著)〜

【おすすめ度】
★☆☆☆☆



あまり、ダメ本は本ブログに書かないのですが、示唆を得るポイントがほんの少しあったので、★一つですがご紹介〜
日本の情報処理サービス産業(SI)業界のトップ2社の社長が、今後のSI業界の展望について語っています。

ポイントは、この業界のトップ2社の社長が、現在のSI業界が価値を提供できていないと言っています。アメリカ発のプロダクトやソフトをカスタマイズ、ローカライズなど付加価値を付け加えて提供するこのビジネスモデルに限界であると。

この主張は、まったくもって同意です。しかし業界にいると、そうは言ってもどうすればいいのかわからない、今現状の仕事でいっぱいで手がつけられない、今あるものを捨てられない、といった状況が10年以上続いている。そういった状況で2016年までの業界成長率が0.4%(ガートナー調べ)隣っており、国内のGDP成長率やその他の指標からすると衰退しており、斜陽産業の一歩手前まで来ている状況です。

トップ2社がこういった見解であることを発表し業界を変革しようと考えるのはとっても重要なことです。

そして打ち手として、デザイン型人材を輩出し社会公共分野を中心にイノベーションを起こせというもの。
この点についてかなり疑問が残ります。
デザイン型人材については、触りが書いてあるだけで、あまり参考にはなりません。デザイン思考についてはもっと別の手法で学ばないと本質はわかりません。

そして社会公共分野で価値を出すというのは、実はトップのSI企業しかできない分野が多いのです。
社会価値を提供するような、公共分野、医療分野、は大手SI企業でがっちり抑えられている。
その中で新たな施策をやっていこうと言っているにすぎないと思いました。

業界の現状については同意だけど、打ち手としては、イマイチな感じでしたね。
逆にトップ2社は、社会公共分野しか生き残れないと考えているとういうことは、この分野にタッチしていないSIerはかなり厳しくなることを示唆してますね。


ごっちゃん
posted by ごっちゃん at 21:27| Comment(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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